総裁選が盛り上がっていますね!
今回女性初の総理に期待がかかる高市早苗には世間からも大注目を浴びています。
というのもゲームやアニメ 漫画に規制がかかったり、できなくなるのではないかという噂があり、そんなことからゲームファンなどからは高市氏が選出しないことを祈るツイートが多く上がっているのです。
調べてみると高市氏自身はゲームやアニメなどに関してそれらを支援をするようなことを語っているようですが、表現規制そのものを否定しているわけではないとか。
今回の記事では高市早苗が総理に選出さえた場合のゲーム規制などがどうなっていくのかについて解説していきます。
高市早苗は根っからの表現規制主義者!

高市早苗といえばもともと根っからの表現規制主義者で有名だったことは知っていますか?
これまで高市氏が掲げてきた表現規制の政策について否決されたものも合わせてまとめました。
・2007年 コンピューターゲーム、漫画、出会い系サイトに関する法規制を推進
・2007年 ゲームソフトや映像販売に関して、政府レベルで規制をすべきだと取り締まり法の強化を主張
・2008年 インターネットでの若者に有害とされる情報のアクセスを防止する「青少年有害情報規制法案」の作成
・2012年 有害図書類、有害情報を規制する青少年健全育成基本法案の提出
・2014年 漫画やアニメについて児童ポルノ法を掲げて規制
この経歴を見ても分かる通り、インターネットや漫画、ゲームなど含め表現物に関しての規制政策を10年近くにわたり推し進めていたことが分かります。
特に青少年の有害情報に関する規制には厳しく、2008年に作成された「青少年有害情報規制法案」では、その指示に従わなかった場合懲役刑に科すことなどを掲げていたみたいです。
これが今回問題になっているゲームファンの間で高市早苗の選出を望まない理由なんです。
高市早苗2007年にはゲーム規制に関して正式に公言

2007年に行われた日本会議10周年記念ではゲーム規制に関しての声明をかかげていることが分かりました。
・悲願でありました教育基本法改正は達成できましたが、皇室典範改悪阻止と国立追悼施設建設構想阻止については、今後も気を抜くことなく取組みを続けなければなりません。
解決の鍵は「公徳心」であると感じます。
例えば、残忍な殺戮シーンのあるゲーム、猥褻なコミック、インターネットの自殺サイトや出会い系サイト、誹謗中傷に満ちた掲示板の存在は、明らかに青少年の健全育成・安全な社会作りに有害なものとなっています。
憲法が保障する自由や権利の「濫用」を禁じ、「公共の福祉」の為に利用する責務を課しています。
引用元 日本会議10周年記念高市早苗の声明
要約すると
・今日本で問題になっている「ジェンダーによる差別」や「人の命にたいする考え」についてもっと真剣に取り組む必要がある
・そのための重要なカギとなるのがマナーやルールを守る「公徳心」である。
・ これからの日本人が公徳心を培うためにインターネットや漫画、ゲームに関しての表現規制を徹底していく。
というもの。
高市早苗のゲーム規制にネットでは動揺の声多数
ネットではこの情報が拡散され全国のゲームファンたちからは同様の声が多く上がっています。

・ちょっと待ってw 次の総理大臣でゲーム規制あるとかやばいてw 河野さんが総理大臣になって〜
引用元 Twitter
・漫画、アニメが好きな人間の一人としても、高市早苗は絶対に総理にしてはいけない人間だと思います
・こんなやつを総理にしたらコミケどころか、夢の場所、秋葉原に圧力がかけられ、全てのアニメコンテンツに独裁という強行が成されるぞ!!高市早苗を落選させないと大変なことに!!
ゲームファンやオタク民含め高市氏のこれまでの政策に不安があり、落選をここから望む人も少なくないとか。
しかしそんな高市氏ですが、2021年の総選挙出馬会見ではゲームやアニメなどについて支援する考えを主張し、人材育成や国際展開のため活かしていく考えを公約にあげていました。
2021年:高市早苗の主張はゲームを支援方向になっているのは本当?
ここからは2021年の高市氏のゲームに関する主張がどのようなものなのか紹介していきます。
9月19日におこなれた「総裁選CafeSta」では、動画の14分当たりから高市氏がアニメ、ゲームに関してどのような政策を行っていくのか語っています。
動画での高市早苗の主張
・成長産業として日本の強みの1つだと主張。漫画、アニメ、ゲームの広がりに前向きな考えを表明。
・漫画、アニメ、ゲームを支援する理由は、それらを使ったビジネスをしている若い人を応援していきたいから
・著作権や契約について若いうちからネットを通じた勉強ができるから
・漫画、アニメ、ゲームを使った発信に国からも投資をする考えをもっている
ゲーム規制が噂されていますが、どうやら2021年の高市氏はそれらを全面的に支援する主張をしていることが分かります。
支援する理由として、おそらく高市氏が今回の出馬表明で掲げた「9つの柱 日本経済強靭化計画」が関係していますね。
高市早苗のゲーム支援の理由とは?

高市氏が掲げる「日本経済強靭化計画」の1つとして挙げられているのが成長投資というもの。
実際に高市氏のプロフィールにある「政策9つの柱」では成長投資についてこのように主張しています。
アニメ、ゲームなどの分野につき
引用元 高市早苗9つの柱
・技術成果の有効活用
・人材育成
・国際競争に向けた支援
支援をする理由としては、ゲームやアニメが高市氏の掲げる成長投資政策にうまく組み込めるからでしょう。
ネットが普及し情報産業が盛んになっているこの時代、高市氏の主張もまた時代に合わせて変化したということでしょうか。
高市早苗のゲーム支援についてネットではまだ知らない人が多くいる

しかしテレビなどで報道されていないのか高市氏のこの主張を現状知らない人が多くいるみたいです。
・これは地上波マスコミは報道しているんでしょうかね? 私の記憶では一切してませんが
・アニメーターさんや漫画さんや 同人誌作家さんクリエイターさんが その事に関して危惧してる方々が多く この事知らない方々がまだまだ多いと思います
引用元 Twitter
・高市早苗さんのゲームアニメ発言に騙されてる人多くて面白いんだけど
TwitterなどではこのことをYouTubeやニコニコ動画で拡散すべきだという声もでてきています。
さてここまで高市氏のゲームやアニメなどに対しての政策について紹介していきました。
まとめるとこんな感じです。
・2007年~2014年ではゲーム含めアニメや漫画、インターネットなどの規制に関してかなり厳しい対応をとってきた。
・そのことでゲームファンからは高市氏の選出を望まない人続出
・しかし2021年総裁選では、高市氏の掲げるこれからの強い国作りのために、ゲームやアニメ分野は非常に有効的であり、それらを支援する主張をしている。
・この政策に関してはまだ公に出ておらず、高市氏のゲーム支援政策を知らない人は結構多い
高市早苗が総理になったらゲームは規制されるの?
さて今回の高市氏の表明を知って安心した人もいるかと思いますが、まだ必ずしも「ゲームが規制されない」とは言い切れないのが実際の話なんです。
残念ながら、、、
高市氏が主張をしているアニメやゲームの支援ってあくまでも「ビジネスに通じたもの」なんですよね。
高市早苗 表現規制に関しては撤回していない

というのも高市氏が掲げているアニメやゲームの支援政策ってあくまでも経済成長に関係したもので、それ以外のゲームや漫画などについては表現規制含め言及していないのです。
高市氏の政策プロフィールにもゲームやアニメに関して「戦略的な支援をする」とあるだけでした。
つまり「ゲーム規制をしない」とは一切言っていないのです。
そのため経済成長につながる支援はする一方で「漫画の表現規制」や「ゲームなどの年齢規制」「18禁サイトへのアクセス規制」などが徹底的に行われる可能性は大いにあるのです。
ネットでは早くもこのことを危惧する人がチラホラいます。
・戦略的に支援するため、アダルトやエロを規制して、アメリカ基準に…何て言われるのが怖いのです。
・もう一歩踏み込んでいただいて、マンガ・アニメ・ゲームの表現の自由を保証すると直接ご発信いただきたいです
・支援するというだけで規制はしないとは明言しておりませんので、ご本人から規制はしないという言葉を発信して欲しいです
引用元 Twitter
高市早苗がゲームを規制する可能性は大いにある

さていかがだったでしょうか?
今回は高市早苗の政策で注目されている表現規制に関してゲーム規制についてという点で解説していきました。
正直なところ高市氏が選出されたら「年齢制限」「表現規制」というならかの形でゲームに規制がかかる可能性はかなりあると思います。
総裁選が終盤になる中このことについて高市氏の何らかの表明があるのか注目していきましょう。