大阪万博のキャラクターが気持ち悪すぎると話題になっています。
2025年の大阪・関西万博の公式キャラクターのデザイン候補として3月に発表された3つの候補。

この発表をうけてネットでは「なぜこうなった」「キモイ」「どうしたらこれが候補になるん?」
といった声が続出しております。
今回はそんな大阪万博のキャラクターについてどこが気持ち悪いのか、なぜこのようなデザインにするのかを紹介していきます。
大阪万博キャラクターが気持ち悪い!!
大阪万博の最終候補として残っている3つのキャラクター。

半ば妖怪のようなデザインに、殺到している「気持ち悪い」の声。
3つとも気持ち悪い。無理すぎる。
全部気持ち悪い
私もどちらかというとこれらの意見に賛成で、初めて見たときから何回か見返してもぶっちゃけ気持ち悪いですw
このデザインについてネットの声100件をデータでまとめてみたところ、9割を超える人が「気持ち悪い」といった評価をしていることも分かりました。

中には可愛いなんてコメントもありましたが、見た人のほとんどが抱く感情として「気持ち悪い」というのは間違いなさそうです。
こんなにも我々に気持ち悪いと思わせる理由は一体どこにあるのか?
コメントを見ていく中で、共通して気持ち悪いと感じるポイントが3つあることが分かりました。
・そもそもキャラクターのコンセプト「命の輝き」っていうのが不気味
・ドロドロした感じが人食いアメーバみたいで気持ち悪い
・とにかく目が多すぎて怖い
それぞれ見ていきましょう~
大阪万博のここが気持ち悪い3選
そもそもキャラクターのコンセプトが気持ち悪い

気持悪い理由1つ目が作品のコンセプトです。
今回の大阪万博のロゴマーク、
実は1970年大阪万博のDNA引き継いだその「細胞」を意識して作り上げられた作品とのことなんです…
私これ聞いて「あ、これ細胞だったの!?」って驚いたんですけど、なにか既視感があるのはそのせいだったのか。
細胞ってなんていうか小さいのに細かく動いてて、気持ち悪いじゃないですか。

キャラクターのコンセプトは「いのちの輝き」ということで、赤い球凸凹したリングは、細胞がつながりをイメージして作られたもののようです。
なるほど、たしかにリアルすぎる設定ですねw
そして引き継いだとされる1970年の大阪万博がこちら

このDNAを引き継いでできたキャラクターということで、スピリチュアルのようでどこかリアリティのある設定にゾッと感じた人が多かったようです。
赤い部分が人食いアメーバみたいで気持ち悪い
理由の2つ目が人食いアメーバみたいだからです。

人食いアメーバって生物学的にいうと人間の脳とかに寄生する小さい生物のことなんですが、
おそらくそっちのアメーバじゃくて、映画とかでてくる人を捕食するでっかいアメーバのことだと思います。
大阪万博のロゴのブヨブヨが「SF人食いアメーバの恐怖」を思い出させる
確かに今回のキャラクターの赤い部分はブヨブヨしてて原型がないのが特徴的で、
加えて実際にこの赤い部分は細胞なので、構造的にはアメーバとそう大差ないんですよw
学生時代に顕微鏡で動く細胞を観察した人ならわかると思うんですが、
意思をもってなさそうな物体が動いてるのってそれだけで不気味なんですよね。
そんなブヨブヨデザインが私含め見る人の不快センサー的なのを刺激したのではないかと思われます。
目が多いのがとにかく気持ち悪い
気持悪い理由の3つ目が目がとにかく多いです。
もうこれは説明するまでもないんですが、目が多いのってシンプルにキモイです。

どっかから聞いた話なんですけど、人って人間の体の構造と離れれば離れるほど拒絶する反応を見せるそうで、
代表を上げるとするなら、クモとかは足が8本で目もいくつもあってキモイですし、ムカデなんかも足ありすぎで苦手なひとは多いですよね。
妖怪とかも首が長かったり、目が1つだったりするキャラがいますが、そういったのも全部この原理からきているのではないかと。
今回の場合だと「目が多い」という点が多くの人が拒絶した理由の1つとうわけです。
多くの人が感じていた気持ち悪さは、
「細胞というコンセプト」「アメーバのようなブヨブヨしたデザイン」「多すぎる目」
これらが大きく関わっていたことが分かりました。
この作品は、人それぞれとかそういったレベルではなく、
人間の細胞レベルで気持ち悪いと思えるようなデザインになっていたとうことなんです。
大阪万博キャラクターの気持ち悪いデザインには作者の意図があった

さてそんな作品を選んだアートディレクターのシマダタモツ氏。
多くの人が気持ち悪いと感じる作品に、この人だけが「気持ち悪くない」といった感覚をもっていたのか?
もちろん感性は人それぞれなので、良し悪しに正解はないんですが、
おそらくはシマダタモツ本人もこの作品に対して抱いてことは同じだったのではないでしょうか。
というのもキャラクターにかなり癖があることをわかった上で、あえてこれにしたのではないかと私は思います。
2050年の大阪万博の目的として上げられている5つの項目。
- 最先端技術など世界の英知が結集し新たなアイデアを創造発信
- 国内外から投資拡大
- 交流活性化によるイノベーション創出
- 地域経済の活性化や中小企業の活性化
- 豊かな日本文化の発信のチャンス
これらの実現のためには、大阪万博を日本含め世界からの注目の的にする必要があるわけです。
話題にならないと、そもそも大阪万博があったこと自体知らないなんてこともあるかもですから。
そんな話題性爆発のためには大阪万博のキャラクターがインパクトのあるものでないとダメなわけです!
実際に大阪万博のキャラクターについて公式でも
とあったように、キャラクターが世間からの注目を集めるのに活用すると言っています。
実際にキャラクターが公開された時には、終日Twitterトレンドにキャラクター関連のワードが上位を占めていました。

一種の炎上商法的なもののようにも感じるのですが、それで話題性が大きくなればそれ以上にいいことはないわけなんですよ。
といったことを考えると、今回のキャラクターについて、
気持ち悪いデザインは話題性重視のためだったと考えることができるわけです。
【まとめ】大阪万博のキャラクターへの気持ち悪いの声は多数だったが、このデザインには理由があった!
さていかがだったでしょうか!
今回は大阪万博のキャラクターの気持ち悪いポイントとそのデザインの理由について紹介していきました。
デザイン自体は気持ち悪いことに変わりはありませんが、それに至った背景には多くの理由があったというのが分かりましたね!
また一部では「可愛い」なんて声も有るので、数年後に世間から愛着もわいてくるんじゃないですかね。
このいのちの輝きくんが目標実現の糧になることを願っています。
それでは今回はこの辺で、最後まで読んで頂きありがとうございました!