ウクライナとロシアの戦争がとまりません。
最近ではその飛び火が日本にまで来ているとのことで、
平和ボケの日本でも「さすがにヤバいんじゃないの」と関心が向けられています。
そんなウクライナとロシアの戦争、発端は一体なんのか?
ニュースで見るけどよくわからん!
という方に向けて、
今回はウクライナ、ロシア問題について、2国間の関係を分かりやすくカップル同士の関係に例えて解説していこうと思います
ネットでプーチンがDV彼氏と言われるいますが、その理由についてはこれを読めば理解できると思います。
子どもにも分かる内容になっていると思うので是非参考にしてみてください!
この記事ではロシアを彼氏ウクライナを彼女に見立てて話が進んでいきます。
ウクライナとロシアの戦争までの流れを簡単に。
今回のウクライナとロシアの戦争をカップルを例えとして説明した時に、
なぜ戦争がおきてしまったのかということを先に説明します。
原因を超簡単に説明すると
元カノであるウクライナがNATOという別の男とくっつきたがっているのに元カレであるロシアが腹を立て、
「もともと付き合っていた俺を差し置いてNATOとかいう男と付き合うなんてひどい!」といった半ば嫉妬と逆恨みから、
「言って分からないなら殴って言うこと利かせる」といった具合です。
それではそんなウクライナとロシアが、まだラブラブだったカップル時代から解説していきます!
ウクライナとロシアはもともとは一つの国=カップルだった!

時代をさかのぼること約100年。
今では全く別の独立国となっているロシアとウクライナは、かつてはソビエト連邦(ソ連)という一つの連邦国ででした。
ソビエト連邦
共産主義、社会主義を掲げる国。
分かりやすくいうと、みんな平等の世界を目指す国。
ソビエト連邦にはウクライナの他に、今でいうカザフスタンやベラルーシなど計15にもなる国から構成されており、
そんなソビエト連邦の中でも、ウクライナは有数の経済規模を持ち、
文化的にもロシアに非常に近い国であったことから、
ソビエト連邦の中でも特に繋がり強く、持ちつ持たれつのいわばカップルとも言うべき関係だったわけです。
*そんなロシアウクライとウクライナをここでは彼氏と彼女としましょう。
ウクライナとロシアの元カレ元カノ関係について。戦争の原因を5コマで簡単解説。
そんな強い繋がりを持っていたロシア彼氏とウクライナ彼女が別れてしまった理由はなんのか?
戦争までの流れを簡単にまとめると
ロシア率いるソビエト連邦とイギリス、アメリカ率いるNATOの巨大2勢力が対立していた
↓
ロシア率いるソビエト連邦の崩壊を期に、ロシアの価値が下がり、ウクライナとお別れする。
↓
ロシアに加盟していた国がドンドンNATO側に加盟
↓
とうとう元カノのウクライナまでもNATOに入りたいと言い始める
↓
それだけはさせまいとロシアが武力を行使いて、ウクライナだけは強引にでも渡さない手段に出る。
↓
その結果戦争勃発。
それぞれ解説していきます。
東にロシア、西にNATOという巨大勢力が対立。
ソビエト連邦は、第二次世界大戦後、それまでナチスドイツが支配していた、「東ヨーロッパ」にまで勢力を拡大し、巨大組織として東世界に君臨していました。
この時同じく、巨大組織とてい西世界を蹂躙していたのが、イギリスやアメリカを中心とした西側勢力NATO。

こうして世界は西側と東側に大きく切り分けられて、第二次世界大戦後まもなくして対立し始めるわけです。
これが東西冷戦の始まりの分けです。
軍事同盟とは
一般に安全保障のために二ヶ国以上の独立した国家が相互に軍事力の援助を行うことを定めた条約である。
引用先:wiki
つまり、東にはロシアというイケメンがいるが、同時にそれに引きを取らない西にNATOというイケメンもいたわけです。
ロシアに色気が亡くなってくる。ロシアとウクライナのお付き合い終了
さてそんな冷戦は40年にも及んで続いたわけですが、
1989年に東側つまりソビエト率いる共産主義側がベルリン崩壊を期に崩れ始めます。
徐々に力を失ったソ連は1991年についに解体、
これを期にそれまでウクライナのようにソ連の連邦国だった国が次々に独立を始めます。
いわばイケメンだったロシアに、シミやしわが目立ち始め、集っていた連邦国から「あの人もう色気がなくね?」と見られ始めたわけです。
この時に既にワルシャワ条約機構も解散されており、事実上の冷静終結を迎えます。
そしてこれを期に、ウクライナもソビエトから独立。事実上ロシアとのカップル関係は終了したわけです。

ただ、文化、歴史的つながりからお互いにまだ未練はある状態でした。
別れたけど、いつでもあなたを思っているわ的なやつです。
NATOがウクライナ(元カノ)を口説いてきた!
さて問題はここから!!
ソ連解体後、ロシアは独立した国をまとめ上げるリーダー的国家になろうと東側諸国をまとめあげようと考えたわけですが、
これまでソビエト連邦に所属していた東側諸国の国たちは、
そんなロシアをしり目に次々と西側勢力NATOに加盟し、ロシアの下を去っていきます。

ロシアよりNATOの方がイケてるわ~
とうった風潮が強まるわけです。
これまでロシアと繋がりがあった国々が次々にNATOに加わっていくのは、
ロシアにとってはかつてに自分の縄張りがどんどん西側に吸われていくようで、非常によろしくない事態。
まるで自分のことを指名していた女性たちがどんどん他の男たちに奪われていくような感覚。
そんなNATO東方拡大はとまることなく侵攻。
ウクライナが元カレのロシアを差し置いてNATOとくっつこうとする!
これ以上かつての諸国をNATOに加えさせるわけにはいかないロシア。
ましてや愛しのウクライナまで取られてしまってはたまったもんじゃないと、
ウクライナ側のNATO加盟をどうにかして阻止しようとします。
しかしこの時既に、ウクライナ国内ではNATOへの加盟を支持する声が徐々に高まっている状態にありました。

つまり
NATOという、ロシアよりもいい男を見つけてしまったウクライナと
NATOとかいうイケメン男に元カノ(ウクライナ)と取られたくないロシアの
熱きバトルが水面下で勃発していたとうことなんです。
しかし、そんなロシアをしり目にウクライナ国内ではNATO加盟の動きを見せ始めます。
有名な話でいうと、2014年。
ウクライナでロシアと深い関係にあった大統領が、NATO側への加盟を求める住民の反政府運動により追放される事件がありました。
【戦争開始】元カレロシアはウクライナと元カノを奪ったNATOにオコ!
ロシアにとっては、ウクライナと自国をつなぐ存在であった大統領追放は由々しき事態。
このようなウクライナのNATO加盟運動に元カレロシアは激怒!
ウクライナは俺の元カノなんだからNATOが手を出してんじゃねーよ!
てかウクライナもなんでNATOなんか選ぶんだよ!!裏切りだろ!!

といったような感じで、思い通りにならない元カノに暴力を加え強制的に関係を継続させようとする、
いわば元カレロシアのDV行為ともいえる行動、むりやりにでもNATOに加盟させないためのものが、今回のロシアウクライナの戦争とうわけです。
ホントはもっと多くのできごとが絡み合っているのですが、
プーチンの半ば言いがかりともいえる被害妄想的な要素を加味すると本質はついているのかなと。
彼女をとれらるのは確かに悔しいですし、国を代表するものとして、思い通りならないことにイライラがつもる のも分かります。
ですがそれを理由に命を奪ってしまうのは完全に間違っているし
一日も早い終戦を願っています。